施設理念

基本理念

カトリックの愛の精神(見守り、寄り添い、許し、褒め励ます)に基づいて、子ども一人ひとりを大切にし、その自立を支援します。


施設目的

児童養護施設は、子育て支援の施設です。保護者のいない児童、子育てが困難な家庭の児童、虐待されている児童、その他環境上養護を必要とする児童を預かって、親に代わって児童を養育する子ども達の生活の場です。規律ある生活の中で基本的生活習慣を身につけ、安定した暮らしを享受してもらいます。心身ともに健康な児童であるよう育成するだけでなく、近い将来社会人として自立していくことができるよう養育することを目的としています。対象児童は1才~18才までです。


運営(基本)方針

(1)入所児が心身ともに健やかに社会に対応できるよう安全で安心な環境を整備すること
(2)集団の中の個を大切にした適切な処遇に努めること
(3)児童の最善の利益を優先し権利擁護に努めること
(4)職員は健全な心身を有し児童処遇に愛情と誠意をもってあたり不断の研究と努力により自己の能力と資質の向上に努めること
(5)施設長を中心とした職員の相互協力により円滑な運営に努めること
(6)家庭、学校、児童施設、病院等、地域との関係機関と密接な連携を図ること
(7)地域のニーズを把握し、これに対応できる施設作り及び相互協力を図ること


沿革
昭和20年 6月 樺太からの引揚船に6名の孤児が保護されていることを知り名取マサ女史が自宅に
        引取り養育する
昭和20年11月 財団法人北海道婦人共立愛子会認可
         学田三区の文教場を借り20名の児童と生活開始。国の子寮と名付ける
         名取マサ女史が初代寮長となる
昭和24年 8月 大北土建の建設で鳥沼公園内に3階建ての寮舎完成
昭和27年 5月 社会福祉法人北海道婦人共立愛子会認可。初代理事長佐野フミ就任
昭和29年 8月 天皇陛下北海道巡幸の砌、富良野国の子寮に御来寮
昭和33年 7月 皇太子殿下(平成天皇)富良野国の子寮に御来寮
昭和35年 9月 児童定員85名より75名に現在に至る
昭和39年12月 鳥沼公園より現在地に鉄筋コンクリート一部2階建延面積994㎡の寮舎完成
昭和40年 9月 日本自転車振興会の補助金で体育館完成
昭和46年 4月 第2代施設長名取シヅ就任
昭和46年 6月 第2代理事長四方ミツ就任
昭和47年10月 第3代理事長毛利テイ就任
昭和47年11月 日本自転車振興会の補助金で保母寮完成
昭和53年11月 児童居室増改築工事完成、総2階建延面積1,442㎡
昭和55年10月 日本自転車振興会の補助金で職員宿舎3棟完成
昭和59年10月 第4代理事長藤堂雪子就任
昭和60年 9月 体育館改修
平成 2年12月 地域交流ホーム(オアシス)完成
平成 4年 4月 第3代施設長三上十喜子就任
平成11年10月 第5代理事長吉田掬子就任
平成16年 4月 オアシスで小規模グループケア10名で開始
平成16年11月 暖房給湯設備の改修
平成17年 4月 第4代施設長高島正人就任
平成18年 5月 第6代理事長名取シヅ就任
平成24年 3月 耐震化整備促進事業で施設改築、延面積2,835㎡となった
平成24年 5月 第7代理事長佐藤邦昌就任
          第5代施設長三上広文就任
平成26年 4月 本体施設で小規模グループケア6名で開始
平成26年 5月 第8代理事長松浦 惺就任
平成26年 9月 オアシス棟外壁、内部改築工事
平成28年 5月 第9代理事長 天日公子就任
平成31年 2月 貯水槽造設
令和元年 5月 通学路舗装整備
令和2年 4月 定員75名から55名となる

所在地
〒076-0041
北海道富良野市字東鳥沼1
TEL 0167-22-2935
FAX 0167-23-3995
定員
児童定員55名 
職員
施設長          1名
児童指導員        4名
保育士           10名
個別対応職員       1名
家庭支援専門相談員    1名
管理栄養士        1名
調理師          3名
事務員          2名
看護師          1名
支援員          1名
用務員          1名